兵庫県~太陽公園~
日本で唯一
観光地の中に福祉施設があるテーマパーク
姫路市『太陽公園』へ
太陽公園~白鳥城の城下広場~
2つのエリアに別れたパーク内には福祉施設があるので、間違って施設に入らないよう最初の受付で注意されます
さすがに福祉施設とテーマパークの境くらいわかるわと思っていましたが、間違えそうになります
境が無いです
気を付けましょう
しかし、入場料の必要なパーク内にこのような施設が点在している場所は初めて来ました
具体的には石のエリア内に、障害者の方の居住施設や有料老人ホームがありました
そんな太陽公園は大きな3つの目的を持っています
①世界旅行が難しい障害者の方に世界旅行の気分を体験してほしい
②観光地とすることによって、色々な方に社会福祉・障害者福祉を身近に感じてほしい。
逆に閉塞しがちな福祉施設に外部の風を常に取り入れ、人の目に触れることにより、社会性の維持と生活のハリを感じてほしい
③観光地という、障害者の働く場所ごと作った
実際にお城のエリアの店員さんは身体障害者の方々でした
働く場所ごと作るなんて凄いですね
そして、全ての人々が集う場所のシンボルとして、白鳥城が建設されたそうです
お昼時に訪れると、知的障害者の方々のお出掛けの時間だったようで、少しお話をしながら道中一緒に過ごしました
観光所用時間ですが、
◎石のエリア 1時間20分
◎城のエリア1時間弱
とにかく敷地が広いです
2つのエリアに別れた敷地の内、石のエリアは、世界中の古代~現代までの石像やモニュメントを集めた場所です
勿論飾られている物は全て偽物です
実際に触れる、体験できる大きさで作られています
マニアックな神様も多数
そして展示のやり方が雑だったり丁寧すぎたり、そのクオリティの差が作品によって激しいです
中国の兵馬庸
子供が怖がって前へ進めなくなる作品
写真に入らなかったのですが、この3倍石像があります
イースター島のモアイ
モアイに白目の部分がありますが、恐らく正解です
私の記憶が正しければ、『造られた当時は貝殻を砕いた物で白目の部分を装飾していた』と何かの本に書いてあった気がします
たぶん
月の光で目が輝いて見えたとか、印象的だったような。。。
メキシコのチャックモール
ピラミッドの段の途中にあるのは初めて見ました
チャックモールは生きた人間の心臓を取り出す場所なので、こんな足場の不安定な場所にあるはずないと思います
普通はピラミッドの上部だったり、祭壇の近くです
エジプトのピラミッド
日本の山の中にあると、中南米のピラミッドに見える
顔がなんだか大仏っぽいぞ
もう笑うしかないです
こんな感じで突っ込みどころ満載の石像が多数あります
フランスの凱旋門
ミクロネシアっぽい建物
世界各国のお金があちこちに積まれています
急な坂道もあるので、間違ってもハイヒールでは行かないことをオススメします
ピラミッドの入り口
天安門広場かな?
写真はほんの一部です
他にも万里の長城などの大作もありました
お城のエリアにはレストランと白鳥城があります
モノレールに乗ってお城へ
3分程で到着します
徒歩だと5分くらいかな
モノレールからの景色
結構高い
モノレールは一時間に3本出ています
城内も撮影OK
こちらは玉座
城内の多くはトリックアートのお部屋です
様々なトリックアートを家族で体験できます
名画を観賞出来るフロアもありました
白鳥城は近くで見るとそこそこ大きい
お城エリアの動物
ブレーメンの音楽隊かな
キッズルームもあるので、小さなお子様連れも安心
※石のエリアは本当に足場が悪いので、ベビーカーの使用はかなり大変だと思います
おんぶ紐をオススメします
~太陽公園へのアクセス~
姫路駅からバスで40分
¥490
出発時間によってバス停の乗り場が変わります
バス乗り場は姫路駅の観光案内所で、綺麗なお姉さんに優しく教えてもらえます
因みに太陽公園の駐車場は無料だそうです
入場料
大人¥1300
子供¥600
入場料は施設の運営費になるそうです
太陽公園ホームページ
https://www.taiyo-park.com
特に感動のある場所ではありませんでしたが、ある程度古代文明の知識があれば、色々突っ込みながら歩ける面白い場所でした
何より観光地の中に福祉施設を作る発想がとても新鮮です
このアイデア、形を変えて大都市でも取り入れられると良いですね
少しだけ自分の中の世界が広がった気がしました
おしまい